2021.08.11
ファクタリングサービスのデメリットとは?
さて、これまでファクタリングについての基本的な情報からメリットまでをお伝えしました。そこで今回はファクタリングサービスのデメリットもしっかりとお伝えしようと思います。メリットが知りたい方は以前に配信したこちらの記事をご覧ください。
ファクタリングサービスのメリットとは? >
メリット、デメリットそれぞれをしっかりと理解していただくことで、資金調達の一つの手法として、上手に活用できて、経営の安定化につながります。
ファクタリングサービスのデメリットとは?
報酬額よりも少なくなります。
医療施設、調剤薬局、介護施設、障がい福祉施設、児童デイサービスにおけるファクタリングのデメリットは、受け取れる報酬額が、本来受け取れる額よりも少なくなることです。
これは社会で活用する民間企業のサービスですので手数料がかかってしまいます。
医療施設、調剤薬局、介護施設、障がい福祉施設、児童デイサービスにおけるファクタリングは企業が利用するファクタリングやカードローンよりも手数料や金利が低く設定されていますが、手続きなどに労力を要してしまいます。
また、沖縄での手数料の相場は1%前後です。銀行融資金利に比較すると相場は高いですが審査結果や実行までのスピードは満足できるのは?そう考えると銀行の融資と比較してもそんなに変わらないと思います。また、手数料以外にかかる諸費用としては、
- 債権譲渡登記に関しての契約時の内容証明
- 書留郵便代
- 振込手数料
- 印紙代
・・・などです。 - 初回事務手数料
- 契約保証金
- 印紙代金
- 振込手数料
こちらも銀行などの融資をご利用する際も金利以外に印紙代や登記手数料や保証協会などを通す審査の場合は保証料などもかかってきます。
どちらも資金として調達する費用と別途支払う費用を把握しながら検討されてみてはいかがでしょうか?
大規模な資金調達としては得策ではない。
ファクタリングは報酬以上の資金調達は行えないので、大規模な資金調達としては得策ではありません。例えば医療機器を購入したいと考えた時にその費用が4,000万とします。このくらいの額になると銀行などの融資としては設備資金として検討できますが、毎月の報酬額をベースに金額が確定するファクタリングではその大規模な資金までフォローできないことが一般的です。
ファクタリングは診療報酬の2ヶ月分が目安となりますのでその範囲での資金調達や急な資金が必要になった時に有効なケースが多いです。
資金計画をしっかり考えないと、経営が苦しくなる場合があります。
ファクタリングは2ヶ月後に受け取る予定の診療報酬を前倒しで受け取るので、将来のキャッシュフローなど資金計画をしっかりと検討した上で活用しないと、結果的に目先の現金がなくなり経営悪化を引き起こす可能性があります。必ず長期的に改善できる無理のない経営計画のもとご利用ください。
ファクタリングのおすすめする事業者は?
これまでデメリットだけど綴ってきましたが、弊社が沖縄で12年の実績からファクタリングを利用するメリットのある事業者としては下記の方々がいらっしゃいます。
- 病院やクリニック(開業直後の資金繰りに)
- 連帯保証人や担保を準備できない事業者
- ボーナスのような小規模の資金ニーズがある事業者
- 開業したてで銀行の融資が受けられない事業者
銀行はある程度の経営実績がないと審査に通らないことが多いので、その間にファクタリングサービスを活用するのはとても有効です。
医療施設、調剤薬局、介護施設、障がい福祉施設、児童デイサービスにおける報酬の支払サイトは長いので経営をどのようい安定化させるかは経営者の皆さんも試行錯誤している事と思います。
ぜひこの機会にファクタリングサービスも有効な資金調達の手段として認識していただければと思います。弊社の経験が皆様の経営にお役に立てれば幸いです。
沖縄でのファクタリングサービスはシェア数No1、地元企業のビジネスアシストまでご相談くださいませ。